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院長

2017.06.30

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今から58年前の1959年6月30日、米軍のジェット戦闘機がうるま市石川の宮森小学校や周辺住宅地に墜落しました。この墜落で18名(児童11名、一般6名、後遺症により1名)の尊い命が奪われ、多数の重軽傷者(児童156名、一般54名)を出し、そして数千人の心に傷を負わせた大惨事となりました。

 

宮森小学校から「カヨウ眼科」までは1kmしか離れておらず、地域に根ざした医療を目指す上で、当時の墜落について理解を深める必要があると思い、近くの図書館から墜落に関する証言集を借りて読んでみました。

読み進めるうちに、校庭が炎と黒煙に包まれ、まるで地獄絵図と化した様子や、愛する我が子をある日突然亡くした親の悲しみ、子供たちを救えなかった教師らの無念さを伺い知ることができました。

今年も30日に同校で追悼慰霊祭が行われ、亡くなった18名の名前が刻まれた「仲よし地蔵」には千羽鶴や花束が手向けられました。

遺族や教師の高齢化が進む中で、「決して風化させてはならない」と伊波中学校の生徒が米軍ジェット機墜落を題材にした舞台劇を県中学校演劇祭で演じたり、うるま市石川の小中学生でつくる劇団「石川ひまわりキッズシアター」がオリジナルミュージカル「私たちの空」を上演し、多くの人に墜落の悲惨さや平和の大切さ伝えようとしてくれていることを知り感心しました。

院長 嘉陽