私は、晴れの日は職場からフィットネスジムまでの往復をジョギングし、雨の日はジムのランニングマシーンで汗を流しています。しかし、この年齢になると短距離を全速力で走るという機会はなかなかありません。
子供の頃から、かけっこが大好きで、中学・高校のリレーの時はいつも第一走者を買って出ました。(アンカーはバトンをもらった時点で差が開いていると勝敗が決まっていることが多く、あまり好きではありませんでした。)大学のラグビー部でも足は速い方でした。
時は流れ、ジョギング中に街中の店先のガラス窓に映る「おっさん化」した自分の走る姿を見ると、(昔は風をきるように走れたのになぁ….と)不甲斐なく思ってしまいます。
そんなある日、「おとなのランニング教室」というチラシを目にしました。
驚いたのはコーチをしてくださる方の経歴に、「60代100m沖縄県記録保持者(12”82)、沖縄県民陸上5連覇中」とありました。「一体どんな体をしていて、どんな走りをするのだろう!」と、間近で見たくなり早速エントリーしました〜。
いざ参加してみると、コーチはとても66歳には見えない容姿で、鍛え上げられた身体をしていました。若い頃には実業団の陸上部にも在籍していたそうで、より速く走るための走り方を初心者にもわかりやすく指導してくださりました。
さて、私はというとウォーミングアップで軽くダッシュした際に、コーチから「君、速いね!何か(スポーツ)やっているの?」と声をかけられ調子に乗っていると、その直後に右足のハムストリングを「肉離れ」してしまいました…。というわけで、その後は痛くて満足いくような走りができずとても悔しい思いをしました。
来月以降も同様の教室は開催される予定なので、鍛え直してぜひ再挑戦したいです!
院長 嘉陽